既存住宅状況調査技術者とは

  • 投稿日:2017年 9月20日
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先日から何件かホームインスペクションのお問い合わせがありました。
それは、中古住宅の購入をお考えの方でした。不動産業者の仲介の物件です。
 購入希望者からホームインスペクションをしてほしいとのことでした。予定が急なことなどで実際のインスペクションは行いませんでしたが、住宅が築10年以内のようでしたのでお問い合わせに対して次のようにお伝えしました。

1.建物の竣工時期を確認すること。確認申請、完了検査等の書類の有無
2.竣工が平成21年10月以降であれば 住宅瑕疵担保責任保険に加入の有無

そして、改正された宅建業法についてお伝えしました。
それは以下の通りです。

改正宅建業法の施行に伴い、2018年4月1日以降宅建業者は、売買契約締結前の重要事項説明時にインスペクション実施の有無、実施している場合にはその結果の説明、また媒介契約締結時にインスペクション業者のあっせんの可否、可能な場合は必要に応じてあっせんすることが求められるなどについてお知らせをしました。

既存建物取引時.png

 インスペクションについて不動産業者からの説明はまだなかったようでした。

中古住宅の購入、具体的な物件を探してからそれを販売している宅建業者に問い合わせをするという流れが多い中で
問い合わせの一番初めにインスペクションついて聞きことも大切かもしれません。そして、インスペクションのあっせんをしてもらえる宅建業者を選択することが失敗しない中古住宅購入の第一歩になると言えるでしょう。

平成30年4月1日より、既存住宅状況調査技術者が既存住宅状況調査方法基準に従って行う既存住宅状況調査の結果が、既存住宅の取引における重要事項説明の対象となります。それに対応するために既存住宅状況調査技術者の養成が各県、各団体で養成講習が行われています。この技術者は建築士の資格を持っている必要があります。

登録講習の実施団体
1.一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会
2.公益社団法人 日本建築士会連合会 
3.一般社団法人 全日本ハウスインスペクター協会
4.一般社団法人 日本木造住宅産業協会
5.一般社団法人 日本建築士事務所協会連合会

自分も建築士会連合会で受講し登録してあります。(技術者の検索ページをリンクしてあります。)