既存住宅現況検査(住宅の健康診断)05


既存住宅現況検査(住宅の健康診断)の5回目です。

検査項目
1 基礎(構造)
2 外壁・軒裏(構造・雨水)
3 屋根(雨水)
4 バルコニー(構造・雨水)
今回は屋根についてです。

検査項目は
(1) 屋根葺き材の著しい破損、ずれ、ひび割れ、劣化、欠損、浮き、はがれ
(2) 防水層の著しい劣化または水切り金物等の不具合(陸屋根の場合)

既存住宅現況検査のテキストでは上記のようになっていますが、横手のように屋根葺き材が鉄板の場合はずれやひび割れは瓦などと違い、その事象はあまり見うけられません。むしろ、錆の発生とその度合いが問題になります。

雪降ろしの際に塗装面に傷をつけることは良くあることですし、また外的要因で傷ついたりすることもあります。

yanehason.JPGこの写真は、2階の屋根の氷の塊が1階屋根に落ちてトタンを破って穴があいたものです。
自然に落下する場合や、雪降ろしの場合に落ちる場合があります。この場合は軒先部分で軒天井に漏っていったものの室内に雨漏りはいていませんでした。このような場合は火災保険(総合)の適用があったりします。

錆などは劣化が進む前に見つけて、屋根面の再塗装が必要になります。

(2)はバルコニーなどの場合です。バルコニーはFRPやシート防水、金属板によるものがあります。
その立上り部分や排水口部分、サッシの下部などを検査します。

次回はバルコニーについてお知らせします。



既存住宅現況検査(住宅の健康診断)04


既存住宅現況検査(住宅の健康診断)の4回目です。

前回は外壁の構造的な劣化事象についてでした。今回は外壁・軒裏の雨水についての劣化事象についてかいてみます。
検査項目
1 基礎(構造)
2 外壁・軒裏(構造・雨水)
3 屋根(雨水)
4 バルコニー(構造・雨水) 

2の雨水に関してです。
構造的な劣化事象はなくても、雨水に関しては経年変化で起こりうることもあります。住宅のメンテナンスをするうえでも大切な項目です。
その検査項目は
(1) 外壁目地部分などのシーリング材や防水層の破断、欠損
(2) 軒裏天井等のシーリング材の破断、欠損
(3) 屋外に面する建具や建具廻りの隙間や破損、開閉不良
(4) 建具廻りのシーリング材の破断、欠損

外壁のシーリング材は種類も沢山ありますが、耐用年数は一般的に7年から8年といわれています。防水機能を考慮すると5年をひとつの目安としたほうが良いと思います。外壁の面する方角、地域によっても違ってきます。
補修はできるだけ短いスパンで行っていくことが大切です。
シーリングの必要のない材料や修まりもありますが、現場で加工する部分にはシーリングが必要な場合もあります。

建具の廻りは雨水の浸入のしやすい場所です。外壁とサッシの接合部、サッシの上部などを注意深く検査します。ただ、目視と双眼鏡を使った検査ですので2階のサッシ上部は見えない場合もあります。外壁の汚れなどから判断する場合もあります。

バルコニーなど排水管が外壁を貫通している部分も要注意部分です。そのほかに、エアコンの取り付け金物部分や外壁に取りつけの金具部分も雨水浸入の箇所となりえます。




既存住宅現況調査(住宅の健康診断)03


既存住宅現況調査の3回目です。
先日、既存住宅現況調査という言葉がなじみがないとことをお客様から言われました。
確かに、漢字が並んだ文字で字面からみるとなんとなく解るけれど、何のために行うのかわかりにくいかもしれません。

解りやすく言うと「住宅の健康診断」といえます。
リフォーム工事をする際、事前に行って適格な工事をするためにも有効な手段です。

外部の4つの項目のうち
1 基礎(構造)
2 外壁・軒裏(構造・雨水)
3 屋根(雨水)
4 バルコニー(構造・雨水)

今回は2の外壁についてです。

外壁の仕上げには乾式仕上げといわれる 窯業系のサイディングや鉄板系のサイディングを張ったものや
湿式工法といわれる モルタル塗りタイル仕上げや漆喰塗り、モルタル塗りなどがあります。
その検査項目は
(1) 下地材まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ、剥落
(2) 複数の仕上げ材にまたがるひび割れ、欠損
(3) 金属の著しい錆、化学的浸食
(4) 仕上げ材の著しい浮き(乾式仕上げ以外の場合)

4つの項目を目視可能な範囲で検査します。
足場を掛けずに検査しますので、双眼鏡などを使用することもあります。(4)の場合は写真のような打診棒を使い、たたいてその音で判断したりします。

dasinbou.jpg
打診棒 球状の部分でたたいたり、なぞるなどしてその音で判断します。基礎のモルタル部分や床の仕上げの検査にも使用します。

下地材まで達するひびや欠損がある場合、雨水の浸入等により柱など構造部材の劣化などがあったり、今後、劣化の促進につながったりすることも考えられます。
金属系のサイディングでの錆など、表面だけのものか、内部から浸食されているものなのかもを判断し、その考えられる原因は何であるかを検討しなければいけません。

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