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既存住宅現況検査(住宅の健康診断)09

  • 投稿日:2016年 5月18日
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既存住宅現況検査の内部の3回目です。
今回は床(構造)、土台・床組(構造)についてです。

検査項目はそれぞれの項目について、構造上問題になるようなひび割れや欠損箇所等を目視により検査します。
これまでの項目と基本的に変わりはありません。

具体的に6/1000以上の勾配の傾斜について確認します。
6/1000という勾配は、機器で計測しなくてもわりと認識しやすい勾配です。問題は、この勾配が何によって発生したものかが重要になります。
床下地が腐朽によっての変形か、基礎の沈下によるものか確認しなければなりません。6mmの勾配となると構造耐力上に問題が多く、これらは劣化事象に該当します。

この検査は、前回使用したデジタル水平器、レーザーレベルなど使用します。傾斜は計測点間の距離3mほどで計測します。建物全体の傾斜があるかは、各部屋で計測して、その傾きの方向をより判断します。
傾きの方向性だけを確認するには、スチールボール(パチンコ球のようなもの)確認する方法もあります。


次に土台・床組についてです。

ここでも、ひび割れや欠損箇所等を目視により検査します。

劣化事象といえるのは、根太、大引き、塚などの著しいひび割れなどです。木材は乾燥収縮によってひび割れが生じる場合があります。構造耐力上に問題がなければよいのですが、思わしくないと判断できる場合は劣化事象として取り上げます。また、工事の際の切り込みなど施工に起因するものも劣化事象に該当します。

つきに基礎(内部)についてです。外部の検査と同様ですか床下点検口から進入しての検査はオプション検査となります。

おさらいのために検査項目は以下の通りです。

基礎(内部)
⑴幅0.5mm以上のひび割れ
⑵深さ20mm以上の欠損
⑶コンクリートの著しい劣化
⑷さび汁を伴うひび割れ、欠損
⑸鉄筋の露出

次回の設備や共通事項についてで既存住宅現況検査(住宅の健康診断)について終了です。