既存住宅現況検査技術者更新講習



先日、23日に既存住宅現況検査技術者更新講習で仙台まで行ってきました。

この講習は、国土交通省でまとめた「既存住宅インスペクション・ガイドライン」に基づいて、その位置づけや実施にあたっての留意事項、検査の内容や方法についてです。

つまり、中古住宅売買時の利用を前提とした目視等を中心とする基礎的なインスペクションである既存住宅の現況検査について、検査方法やサービス提供に際しての留意事項等について指針を示し、事業者による適正な業務実施を通じて、既存住宅インスペクションに対する消費者等の信頼の確保と円滑な普及を図ることを目的とされています。


現況検査の内容は、売買の対象となる住宅について、基礎、外壁等の住宅の部位毎に生じているひび割れ、欠損といった劣化事象及び不具合事象の状況を、目視を中心とした非破壊調査により把握し、その調査・検査結果を依頼主に対し報告することです。

次の内容は現況検査には含みません。

① 劣化事象等が建物の構造的な欠陥によるものか否か、欠陥とした場合の要因が何かといった瑕  疵の有無を判定するこ

② 耐震性や省エネ性等の住宅にかかる個別の性能項目について当該住宅が保有する性能の程度を判定すること

③ 現行建築基準関係規定への違反の有無を判定すること

④ 設計図書との照合を行うこと

これが検査といわれる所以ですね。

これに対して自分の持っている「日本ホームインスペクターズ協会」の公認資格で「ホームインスペクター(住宅診断士)が在ります。

登録されているホームインスペクターも検索できます。

ホームインスペクション(住宅診断)といわれるとおり内容は、ホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。

検査と診断の違いがここにあります。

いずれにせよ、住宅はスクラップ&ビルドからストックの時代へ変化していっています。所有者がメンテナンスをしっかりとして、住宅の質の維持、向上を行っていくことが必要になってきます。

その流れが、2月18日、自民党の国土交通部会で了承された宅地建物取引業法の一部を改正する法律案(仮称)にも現れています。

内容は、インスペクション(建物診断・検査)について、その実施の有無を重要事項説明の必要事項に追加。媒介契約時に斡旋(あっせん)の可否を明示することや、売買契約時にインスペクションの結果を売主、買主双方に確認してもらうことも義務づける。

となっています。

鈴石設計でも住宅診断、現況検査どちらでもお引き受けします。

その前に相談だけでもどうぞ。相談は無料で行っています。内容を知っていただいて判断していただければ良いと思います。